ZENTOKU 2020年夏号
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「プレミアム付商品券」の販売後 商品券は金券ですので、取扱いには細心の注意が必要です。取扱事務が増えるため、社員も大変だったと思いますが、無事販売を終了することができ、稚内市からも、感謝の言葉をいただき、ほっとしています。販売期間中は、お客様の言葉が励みになりました。これは、「あなたのまちの郵便局」を目指して活動してきたからいただけた言葉だったと思います。 さらに、稚内市との連携も一層充実しています。現在、市内の郵便局では、稚内市が行う健康診断のお知らせを周知するのに一役買っています。また、市内の郵便局長は全員「認知症サポーター」です。これを活かし、稚内市と認知症の方々のみまもりネットワークの構築を検討しています。今後もさらにきめ細かく絆を深めていきたいと思っています。稚内市まちづくり政策部地方創生課長 遠藤直仁さん 郵便局の皆様には、「プレミアム付商品券」事業にご協力いただき、感謝しています。 「プレミアム付商品券」の購入対象となる多くの方がお買い求めになりやすい方法、販売方法を検討する中で、市内の身近なところに販売窓口を設けるには、郵便局が最適だと思いました。 今後も円滑な住民サービスを提供する中で、地域の中に点在する郵便局の利点を活かせるような場面はまだあると考えています。その際は、また、ご協力をお願いしたいと考えています。市街地を一望できる高台に位置する稚内公園。公園内には、1945年8月20日に樺太真岡郡真岡町の真岡郵便局で自決した9人の電話交換手を慰霊する「九く人にんの乙おと女めの碑」が建つ。稚内潮見郵便局では、郵便局でお取扱いする商品のご案内とともに、稚内市からのお知らせを置く棚を設けている。お客様にお声かけすると、気づいて手に取られる方が多いそうです。(左の写真)稚内公園にある「氷雪の門」。樺太で亡くなった全ての日本人のための慰霊碑。09

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