ZENTOKU 2020年冬号
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定「貨幣セット」の販売、その他にも、茨城県全市町村(四十四)の小型風景印を作成し、記念押印台紙を通信販売しました。地域の特産品を扱った『関東特産品カタログ』には茨城国体用特設頁を設け、好評を博しました。 日本郵政グループの協力も心強いものがありました。ゆうちょ銀行の協賛により、オリジナルゆうパックの箱を開発し、臨時出張所では、ゆうパックのご利用者へ無償提供しました。選手の方が試合後のユニフォームや道具などをご自宅へ送られるにも、大変喜ばれました。かんぽ生命には、開会式で「ラジオ体操」を披露いただきました。ラジオ体操の考案者は、茨城県出身の遠山喜一郎氏なんです。︱地元の企業と、共同開発されたノベルティグッズなどが人気だったと伺いました。 幅広い世代に購入いただける商品を並べたいと考え、郵便局らしくない新しいグッズを、地元の企業とタッグを組んで開発しました。一番人気は『応援おかき』と称したお菓子。郵便局窓口で先行販売をしたところ売れ行き好調で大会当日に不足しそうなため追加生産をする人気ぶりでした。また、新店頭販売商品として、はがきサイズのアクリルスタンドカード2種類、市町村独自のアクリルスタンドカードを作成しました。 今回の国体は、自治体、地元企業、日本郵政グループ(郵便局)と、オール茨城で地域を元気にしたビッグイベントだったと思います。これからも、茨城県の魅力を全国へアピールし続けていきたいと思います。09土つち浦うら乙おっ戸と郵便局長・下しも村むら 邦くに衛えさん土つち浦うら駅えき前まえ郵便局長・上うえ野の 弘ひろ美みさん私たちの地域では、水球、相撲、野球と多くの種目が行われました。行政側のお力添え上かみ小お川がわ郵便局長・石いし井い 義よし孝たかさん国体は、過疎化の進む地域でも会場まで足を運んでいただけるビッグイベント。観光地でなくとも、自分たちの地域をPRできるチャンスです。人が集まるところには需要が生まれ、期間限定でも郵便局は十分対応できる柔軟性があります。上かみ野の宮みや郵便局長・旅たび澤さわ 雅まさ博ひろさん限定販売の記念硬貨が好評で、完売しました。記念硬貨をお求めになるお客様は、足を運ばれる理由が明確です。万が一売切れてしまっては、お客様をがっかりさせてしまうので、郵便局間で密に連絡を取り、在庫状況に気を配りました。佐さ貫ぬき駅えき前まえ郵便局長・伊い藤とう 祥よし紀のりさん競技は土日を中心に行われましたので、臨時出張所局員の調整、グッズの補充等が大変でした。日本郵便本社をはじめ、他の郵便局との縦横の繋がりの大切さを痛感しました。また、回を重ねた行政側との打合せがスムースな流れを導きました。国体を契機に一層行政と強固なタッグを組み、茨城の魅力を発信していきたいと考えています。河かわ間せ郵便局長・渡わた辺なべ 祐ゆう一いちさん臨時出張所は、設置場所によってお客様のニーズに違いがあることを実感しました。行政の協力もあり、剣道会場に近い場所に設置でき、活況を呈しました。防具など特殊な形態で、大切なお荷物も郵便局なら、と信頼してお預けいただきました。古こ河が三み杉すぎ郵便局長・生おい沼ぬま 孝たか司しさん観客動員数は、種目によって異なります。当然臨時出張所にいらっしゃるお客様の数にも影響しますが、45年ぶりの国体を盛り上げたい気持ちは県内の郵便局長、皆同じです。各地域の郵便局、行政サイドとの連携を図ることを心がけました。石いし岡おか自じ由ゆうヶが丘おか郵便局長・小お﨑ざき 睦あつしさん幼稚園と協力し、茨城県の代表選手団あてに、子どもたちの応援メッセージを届けるイベント「なないろ応援団」を行いました。幼稚園生たちに7色の絵具で手形を押してもらった台紙を、除幕式の後ラッピングポストに投函。子どもたちの歓声とともに、国体への認知度が高まっていくのが感じられました。水み戸と元もと吉よし田だ郵便局長・米よね川かわ 克かつ明あきさん私は茨城国体記念小型押印台紙コレクションの製作(切手貼付・押印)を担当しました。1セット44(市町村)枚入りを100セット。失敗ができないという条件下で、来る日も来る日も業務時間外に数時間製作に取り組みました。お客様から大好評を得て、国体の盛り上げに一役買えたと実感しました。で、出張所を競技終了後まで設営できました。濡れたユニフォームもビニール梱包するなどの工夫でお引受けし、選手のみなさまに大変喜ばれました。いばラッキーのデザインされたゆうパックの箱は、無料の上、記念にもなると好評でした。細かなサービスを提供できたおかげもあったのか、フレーム切手もよくご購入いただきました。▶アクリルスタンドカード。組み立てて思い出のひと品に。◀人気No. 1。応援おかき。

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