ZENTOKU 2019年秋号
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小お本もと郵便局長・中なか屋や 幹みき雄おさん風景印のスタンプラリー実施局です。スタンプラリーで来局されるお客様と全国から集まったスタンプラリーの台紙への押印に追われました。綾あや織おり郵便局長・菊きく池ち 浩ひろ康やすさん私の郵便局は遠野市にあり「三陸防災復興プロジェクト」に指定されたエリアではなかったのですが、郵便局ネットワークの一員として後方支援に奔走しました。 現在もなお、営業停止局が五局、仮設で営業実施局が五局となっています。地域復興のため、早期に通常営業できるよう取り釜かま石いし中なか妻つま郵便局長・菊きく池ち 俊とし文ふみさん釜石はラグビーワールドカップの会場となりましたので、日本代表とのプレマッチも開催され、ラグビー熱が盛り上織おり笠かさ郵便局長・飛とびない内栄しげ生おさん新にい里さと郵便局長・菊きく地ち 俊たかしさんがる中、プロジェクトのPRも相乗効果が得られたように思います。私の郵便局の所属する部会は、東日本大震災で、最も被害の大きかったエリアの一つです。今年の4月15日にようやく郵便局が移転・再開となりました。災害に対する意識の重要性を伝えていかなければならないと思います。磯そ鶏けい郵便局長・山やま根ね 登のぼるさん復興の象徴の一つ、三陸鉄道リアス線が3月に開通しました。三陸の海岸を見ながら走る列車に、三陸の美しい自然を感じます。記念フレーム切手は大好評!完売となりました。組んでいます。今回のプロジェクトではありませんが、昨年当地区会では、陸前高田市の小友町内に鎮魂と復興を願い、NPO法人「桜ライン311」の協力のもと、東日本大震災の津波到達地点に桜の苗木を約一七〇キロメートルにわたり植樹するプランに参加しました。桜並木は、後世の人々に津波の際は桜並木より上に避難しなければならないことを伝承してくれることと思います。宮古市内から内陸へ20㎞入った地域です。津波の被害もほとんどなかった地域です。震災の時も宮古と盛岡の連絡や物流の支援を行いましたが、今回も後方支援に徹しました。09洋野町久慈市野田村田野畑村岩泉町山田町大槌町釜石市住田町大船渡市宮古市宮みや古こ新しん川かわ町まち郵便局長・長なが鈴すず 秀ひで夫おさん岩手県東地区会の郵便局は大震災により15局が被災し、現在まだ4局は営業できていない状況にあります。私の郵便局も宮古市役所前郵便局という名称が、市役所移転のため改称となりました。こういったプロジェクトを糧に、復興を推し進めていきたいと思います。大おお船ふな渡と駅えき前まえ郵便局長・大おお和わ田だ 実みのるさん震災から8年が経ち、壊滅的な被害を受けたJR大船渡駅周辺地区も、かさ上げや公共施設の再整備が完成するなど、基盤整備事業も大詰めです。プロジェクトイベントで訪れた方々をリピーターにするために、魅力あるまちづくりに郵便局も一役買おうと活動しています。広ひろ田た郵便局長・米よね谷や 一かず範のりさん普代村2017年7月18日、仮設郵便局からようやく移転・再開できました。今回の復興プロジェクトは、三陸の復興への一環であると考えています。お客様は漁業従事者が多く、環境の変化に伴い、漁業も養殖への転換が見られます。郵便局も、お客様の声を生かした対応を心がけます。赤あか崎さき郵便局長・吉よし田だ 満みつるさん震災で忘れられないのは避難所で郵便をお届けした時の皆さんの嬉しそうな顔です。郵便は誰かと繋がっていると確認できるインフラなんだと改めて認識させられました。今回のプロジェクトは話題を集めるには有効ですが、地域に根付く我々は、日々地域の皆さまに寄り添って復興への道のりを進むだけです。附つきもうし馬牛郵便局長・松まつ田だ 昭あき博ひろさん釜かま石いし鈴すず子こ郵便局長・澤さわ口ぐち 脩おさむさん釜石市との折衝窓口を担当しています。復興予算はどうしても建物の建設などハード面に優先されるので、お客様の声を聞き、教育などソフト面の充実を要望しています。遠野市にある郵便局です。今回は「後方支援」の立場でしたが、地方創生という観点からは遠野市と見守り実証事業が行われており、今後の進展が注目されています。陸前高田市津波到達点に植えた桜並木が、未来へのメッセージとなる。遠野市一関市住すみ田た郵便局長・残ざん間ま 潤じゅんさん私の郵便局は山間部にあり、津波の直接の被害はありませんでした。震災直後、当座の生活資金を求めていらしたお客様たちの泥まみれの姿を忘れることはできません。震災を忘れないこと、風化させない、そのために郵便局でできることを努力していきます。21

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