ZENTOKU 2019年夏号
15/16

15 五月二十日、青山佾やすし明治大学教授を発起人代表とする令和防災研究所の設立(五月一日)が発表、記者会見が行われた。 次に来るべき災害に備え、防災のリーダーが防災活動を充実させ、国民の防災知識を啓発することを目的としている。 平成の時代に誕生した防災士も全国で十七万人を超えており、防災・減災力を確実に向上させるために、防災士の質的向上と、地域に点在する防災士会の連携強化を図る。 六月二十一日、徳島県南部地区郵便局長会(地区会長:山上晋輔宍喰局長)は、日本防災士機構から、防災士功労賞を授与された。防災士功労賞とは、防災士としての活動及び社会貢献活動に関して、顕著にして他の模範となる大きな功労があった防災士個人、または防災士のグループ・団体について、その功績を称えるために設けられた制度である。 徳島県南部地区郵便局長会は、全郵便局長が防災士資格を取得して(新人局長は二〇一九年度内に資格取得予定)「安心と安全のまちづくりに寄与していこう」と、地域での防災啓発活動に取り組んでいる。二〇一四年の集中豪雨によって地区内に甚大な被害が発生した際には、防災士である郵便局長たちがリーダーシップを発揮して局長夫人会や局職員を含めたボランティア活動を行い、被災家屋の復旧活動に尽力するなど多大な貢献を行った。 地区会を代表して、山上局長が表彰式に出席、表彰状を授与された。 七月三、四日KITTE地下1階東京シティアイパフォーマンスゾーンで北陸富山・東部エリアの観光物産フェアが開催され、各市町のゆるキャラも登場し、活況を呈した。これは、去る六月四日、北陸支社、全国郵便局長会富山県呉東富山連絡会と、富山県滑川市、魚津市、黒部市、入善町、朝日町が広域包括連携協定を締結したことにより実現したもの。日本郵便株式会社と複数の自治体との広域包括連携協定は全国初であり、今後も市町村の枠を越えた取組みが期待される。令和防災研究所が発足徳島県南部地区郵便局長会に「防災士功労賞」授与令和防災研究所の記者会見。防災士第1号・浦野元全特会長もスピーチ。日本防災士機構(國松孝次会長)から表彰状を授与される山上局長。広域連携を象徴するようなテープカット。写真右より村椿魚津市長、上田滑川市長、大野黒部市長、梅津入善町副町長、笹原朝日町長。3市2町の商工会の方々を挟んで、山根日本郵便北陸支社長、山本全特会長。令和元年全特トピックス 全国初! 北陸の広域包括連携協定締結が生んだ物産展KITTEで開催された北陸富山・東部エリアの観光物産フェアが大賑わい

元のページ  ../index.html#15

このブックを見る