ZENTOKU 2019年夏号
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Iターン・井上奈々さん子どもたちの笑顔が溢れる環境を求めて、知夫村にやってきました。高校時代、初めてのアルバイトが郵便局の年賀状仕分けでした。初めての土地でも郵便局に入ると、ホッと安心します。知夫村長・平木伴佳さん知夫村は一時期人口減少に陥りましたが、Iターン者の受け入れで、毎年人口増となり、今やIターンの住居不足問題が出てきています。村唯一の郵便局、なくてはならない存在です。知ち夫ぶ村西にしのしまノ島町海あ士ま町知夫郵便局長・仲 真樹子さん小さい島だから、みんな顔見知りです。出会った人は、誰もが元気に挨拶します。たった一つの郵便局が島と外を繋ぐ窓口なので、情報や物流の拠点として、人の繋がりを大切にしていきたいと思います。島に居ながらにして、ネットワークが全国に広がっているのは素晴らしいこと。笑顔で皆様をお迎えします。美田郵便局長・安達静香さん西ノ島町で生まれ育ってきましたが、大学で故郷を離れて見て、改めて地域から郵便局を無くしてはいけないと感じました。地域を元気にするために、力を尽くしたいと思っています。海士郵便局長・山下美香さん夫が役場に勤めています。海士町のこれからについて話すことも多く、島民としての視点を持ちつつ、郵便局長としてできることを少しずつやっていきます。地方活性化を果たした海士町。地方創生維持・発展のために活躍する海士町役場の方々。海士町役場いわがき春香特命担当課長・海士町長・大江和彦さん木村克彦さん株式会社ふるさと海士・奥田和司さん当社は海士町の第三セクターとして、海士町の海産物や隠岐牛のCAS凍結を行なっています。多くのIターン者が働いていますが、岩牡蠣の増産体制が整うと、さらに多くの人材も必要になります。生産、加工、販売の流れがスムーズにいくよう郵便局とも協力していきたいですね。島どう前ぜん島後別府郵便局長・木下弘之さん西ノ島町には3つの郵便局があり、私と美田郵便局長が新任局長です。郵便局は郵便や貯金、保険だけでなく、暮らしの様々な点で頼りにされている存在です。早く頼りにされる存在となれるよう試行錯誤の毎日です。◀知夫村赤壁海士いわがき生産株式会社・鈴木和宏さん25年前にIターンしてきました。本土の味にこだわる料亭やレストランにお取引きいただき、今や海外からの問い合わせも舞い込みます。離島というハンデをいかにして乗り越え、島の魅力を発信していくか、日々勉強です。時折取引先のお店を訪ね、クレーム探しをしています。クレームに向上のカギがあります。西ノ島町長・升谷 健さん現在新庁舎の建設中ですが、防災面等の理由により集落より少し離れた場所に移転となります。集落に近い郵便局には、町民の皆様の利便性を考え証明書の発行業務を委託する予定です。▲赤尾展望所海士いわがき生産株式会社・大脇安則さん生食用カキの食中毒リスクは、採取海域によって決まります。海士町の外洋で育った岩牡蠣・春香は、安心してお召し上がりいただけます。ぜひ全国の牡蠣好きの方に味わっていただきたいですね。大人の拳大ほどの大きさでインスタ映えも保証します。海士町町議会議員松本清孝さん以前は菱浦郵便局長をしていました。海士町の一番大きな郵便局長であると同時に1島民でもあり続けてきました。郵便局長の経験を生かして、行政とのパイプを一層強固なものとし、地域のための地方創生に取り組んでいきたいと思っています。▲岩牡蠣海士町副町長・吉元 操さん海士町議会議長・亀谷 潔さん11

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