ZENTOKU 2018年春号
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草津温泉わが地方のおすすめ名湯個性が炸裂するパフォーマンス。舞祭は終了しても、地域活動は続く。377-1799群馬県草くさ津つ郵便局長黒くろ岩いわ 伸しん一いちでもなく、地域の一員として地域のために何をすべきか考える、単純なことだと思います。 積み重ねた経験の中で、多くの方々と出会い、少しずつではありますが信頼という財産を築くことができた気がしています。 結果として、それが仕事に繋がっていく、地域の郵便局としての立ち位置を確立できるものと痛感しています。 今まで続けてきた「しもだて舞祭」も昨年、十年の歴史に幕を閉じました。今後はさらなる活性化を目指し、老若男女すべての年代の方が楽しめる事業展開をしていこうと現在企画中です。多くの人と出会い、自分の想いを伝え、小さなことかもしれませんが、真摯に地域と向き合いながら、地域活性化の一助となれるよう活動を続けていきたいと思います。 地域貢献はこれから形を変え、交流人口を増やすイベント重視時代から、地域住民が自発的に地域を創生していく時代に入っていくでしょう。 そんな中で、地域としっかりと手を結び、自分にできることの全てを、私を育ててくれたこの地に返していけたならと思っています。 一月二十三日に草津白根山が噴火し、死亡された方も出て、大きなニュースになりました。心からお悔やみ申し上げます。まったく危険と認識していなかった噴火で、御嶽山噴火を教訓に導入されていた噴火速報も発表されることもありませんでした。噴火の翌日にはスキー場も再開し、白根山から離れている温泉街は全く影響がなく、大丈夫なのですが、マスコミ報道の影響もあり、旅館・ホテルのキャンセルが三万人を超えるなど、被害額は四億六千万円にものぼっています。温泉街の平穏な状況をご理解いただき、日本第一位の湯量を誇り、「にっぽんの温泉100選」で十四年連続一位になっている草津温泉に、ぜひ、お越しください。お待ち申し上げております。湯畑ライトアップ(上)。湯畑・湯滝(下)。日本第1位を誇る湯量のド迫力。協力して主催した局長さんたちと。09

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