ZENTOKU 2018年春号
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わが地方のおすすめ逸品けいちゃん57年ぶりの飛騨一宮大祭の様子。守り継ぐ伝統の素晴らしさと大切さを実感。加、朝から夜までの十二時間以上、神社の境内から出ることなく奉仕させていただきました。二日目には郵便局長として本祭りの祭典に招かれ、玉串をお供えする機会まで与えていただきました。その後の直会にも参加し、普段お話しできない多くの来賓の方々と交流でき、貴重な時間を過ごさせていただきました。局長さんたちからも奉賛金等の支援をいただいたので、神社や事務局から丁重なお礼のお言葉を賜りました。 今回の大祭を通じて特に強く感じたのが、歴史と伝統を伝えていくのは今の世に生きている私たちであるということ、また、先人から受け継がれた尊い伝統を次の時代に守り伝えていく大切さと、飛騨地域各所からお参りいただく神社関係者や全国各地からお越しになった祭り見物の方々を心からお迎えする気持ちの大切さでした。そして、それらのことは郵便局長としての仕事にも繋がっていると実感した次第です。 この大祭がここの神社で行われるのは五十年以上先のことと思いますが、素晴らしい伝統・文化とおもてなしの心が次の世代に語り起源はジンギスカンから始まったとも。一度食べると病みつきに。 けいちゃんとは、鶏肉を味噌や醤油等のタレに漬け込み、玉ねぎやキャベツと一緒に炒めた飛騨地方南部を中心として地域住民に愛されている郷土料理です。 飛騨地方を走る国道41号線から国道257号線沿いには、けいちゃん専門店が数多くあり、中でも下呂市内の竹原地域にある「まるはち」というお店のけいちゃんは、私のおすすめです。今では、他府県からその味を求め多くのお客さまがお越しになります。 飛騨地方・下呂温泉にお越しの際は、是非このソウルフード「けいちゃん」を堪能してみてください。継がれ伝承されていくことを、そして、一之宮町が元気になるために、地域の一員として地域の方々とともに、微力ながらも関わっていければと思っています。509-2314岐阜県竹たけ原はら郵便局長進しん藤どう 啓けい之の祐すけ11

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