ZENTOKU 2018年冬号
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018−4799秋田県比ひ立たち内ない郵便局長松まつ橋はし 信のぶ男お 北秋田市は、マタギ文化も承継されている地域です。平成十七年にどぶろく特区に認定されました。自慢の逸品をご紹介します。 「バター餅」は、冬に狩猟をするマタギたちの間で保存食として用いられていました。バターを入れることで時間が経っても硬くなりにくく、餅の柔らかな食感が保たれているという特徴があり、最近では、テレビ番組でも紹介され、生産が追いつかないほどの人気になっています。 どぶろく「マタギの夢」は、打当温泉「マタギの湯」で提供・販売しております。森吉山系の清らかな水と秋田こまちで仕込んでいます。辛口ながらも米の旨みを活かしたまろやかな味わいをご賞味ください。バター餅・どぶろくわが地方のおすすめ逸品身の方からも出資の申し込みがありました。そして、仕入れ先も地域のためにならと地元のスーパーにご快諾いただくことができ、平成二十八年三月三十日、オープンにこぎつけました。 交流の場を備えた「みせっこあさみない」は、今、地区には無くてはならない場所となっています。カレーライス・天ぷらうどん三〇〇円、コーヒー一〇〇円とリーズナブルな値段で、店員は十六名からなる六十~七十歳の方々に輪番制のボランティアとして参加いただいております。ありがたいことです。 「地域に元気を」のこの取組みは、郵便局の仕事には直接結びつかないかもしれませんが、局長としての地域貢献と捉え、日夜奮闘しております。北秋田市で四十年以上前から地域で食されてきた郷土菓子。全国どぶろく研究大会でも濃醇の部で最優秀賞を受賞。「みせっこあさみない」では、交流イベントも開催。 新鮮な海の幸・山の幸が並ぶ一周年の記念感謝祭。みんなの笑顔が一番の収穫。13

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