ZENTOKU 2017年秋号
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399−3199長野県市いち だ田局長鎌かま倉くら 昌まさ万たか 高森町が発祥の地である特産「市田柿」は、晩秋の天竜川から沸き立つ朝霧と寒気が育むプレミアムなドライフルーツです。一口サイズの小さな干し柿ですが、もっちりとした食感と上品な甘さが特徴です。 柿農家では、収穫した渋柿の皮をむき、丹精込めて干し上げます。その過程で果肉から染み出したブドウ糖が結晶となり、表面はほんのり白く、中の果肉はきれいなあめ色になります。 市田柿は、ふるさと納税の返礼品としても大人気です。ことしの冬は、市田柿をおともに極上のひとときを楽しみませんか?市田柿火薬の製造現場を実際に見て、また、肌で感じ、匂いを嗅ぎ感じることがとても大切だと考えてのことでした。そして、お祭り当日は花火に関わっている大人と一緒になって子どもたちも祭りに参加します。 地域で子どもを育てるという活動は花火の他、郷土食である「ほおばずし」「箱ずし」「五平餅」「巻きずし」づくり、ここ清内路を源とする天竜川によって遠州灘と繋がっている浜松の中田島砂丘でのウミガメ放流会、阿智祭りへのみこしの参加等、多くの事業を計画わが地方のおすすめ逸品し実行しています。 地域への貢献とは何なのか? それについて多くの方々がいろいろ発言しています。それはそれとして、私は特別かもしれませんが、ここで生まれ、ここで育ち、この地の郵便局で働かせていただいています。この地で家族とともに暮らし、家族とともに生活しているということです。このことはとてもありがたいことと感じています。私はここ清内路がとても好きです。ですから地域への貢献という思いより、地域とともに生きるという覚悟、地域を元気にするという覚悟、それが今の自分の思いです。どちらも、地域の一員として地域の方々とともに働き、私たちの地域を創り上げていきたいと思っています。 地域の文化が子どもたちに伝わり、子どもたちが大人になり伝承されていく、そんなきっかけづくり、バトンタッチの一役を担いたいと思っています。伝統食、箱ずしや五平餅づくりには世代を越えた交流が生まれる。阿智祭りへのみこしの参加。13

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