ZENTOKU 2017年8月夏号

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私が勤務している台東聖天前郵便局は、東京二十三区の一つ台東区にあり、雷門と仲見世、春はお花見、夏は花火大会が有名な隅田川が流れる「観光の街浅草」にあります。　映画の街として栄えた浅草も、昭和三十年代後半から陰りが見え、寂れた時代もありましたが、一年を通してさまざまなイベントやお祭りが開催され、メディア等で取り上げていただくことで、今では年間四五〇〇万人もの人びとが訪れています。　私は局長として初めて台東聖天前局に就任し、七年目を迎えました。就任当初は局長として地域活動を、どのように行えば良いのか具体的な方法がわかりませんでしたが、町会の会長さんや役員の皆さんに温かく迎え入れていただき、徐々にイベント等に参加するようになりました。　夏は納涼大会、冬は餅つき大会などの催し物に参加していますが、最大のイベントが「三社祭」です。ご存知の方も多いと思いますが、ここで概要を紹介したいと思います。　浅草神社の氏子四十四ヶ町を中心に五月の第三金曜日から日曜日まで、神輿渡御（神幸）三社祭への参加で、まちの盛り上げに一役１１１–００３２東京都　台たい東とう聖しょう天てん前まえ局長原はら 康やす之ゆき東京都地域貢献・地方創生活動拝見子ども神輿も登場。浅草神社奉賛会では、日本伝統文化の継承のため、次世代を対象とするさまざまな活動を行っている。10