全特 2017年4月春号
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ました。後日、普通救命講習を受講し、心肺蘇生・AEDの使い方、応急手当の大切さなどを勉強し防災士として活動できる条件が整いました。 私が勤務する地域の地区会でも防災士資格を持っている局長が多くおり、それぞれ活躍しています。そして、日本防災士会長野県支部長を務めているのはOB局長であり、定期的に講習会が開催されています。身近に相談できる局長が沢山いるので非常に心強く思っています。 私の今後の活動として、まずは教えていただいたとおり、いつ何時起こるかもしれない災害に対し身の回りの備えを行い、継続して防災・減災に関する知識と技能を習得していくこと。自宅・郵便局それぞれの地域の防災マップの確認(地震発生時・洪水発生時等の避難場所)や地域で実施される防災訓練等の活動を通じて、お互いに顔の見える関係をつくり上げ、災害に対する事前の備えがある地域づくりに貢献していきたいと思います。は平成二十八年七月に防災士資格を取得しました。二日間の研修期間ではありますが、頑張ってます! 防災士399―8303長野県 柏はく や矢局長竹たけ内うち 一かず文のり研修に向けての事前課題として教本を読み、防災士の基本理念・役割・事例と対策等を勉強し課題を提出。以前より災害発生情報で甚大な被害が報告されるたび心を痛めておりましたが、改めて被害状況を詳細に知るとあまりの状況に愕然としました。同時に復興に向け一丸となって取り組まれている中、防災士の方々の懸命なご尽力にも深く感銘いたしました。 災害大国である日本において、日常からの防災対策は欠かせません。一九九五年の阪神・淡路大震災の教訓を踏まえて、予測不可能な被害に対し、正しい知識と適切な判断を兼ね備えた人材を育てることを目的として防災士制度が出来たこと、大震災などの災害の発生を防ぐことは出来ませんが、これら災害に対する充分な知識と万が一発生した場合の対応知識を備えることにより、私たちの生命や財産に対する損害を大幅に軽減させることが可能となることを研修の中で教えていただき私防災意識の向上と今後の活動ハザードマップ13

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