全特 2017年2月特別号
11/20

とがお悩みとのことでした。 そこで、施設で栽培された小玉すいかを、ふるさと小包で販売してはと、会社に企画・提案したところ、採用となりました。ここからが、郵便局ネットワークのすごいところです。部会・地区会から、秋田県全域に拡大させ、新聞に掲載されたことも手伝って、当初の目標三〇〇個を大幅に上回る四〇一個を販売し、わずか八日間で販売終了となりました。 施設の方からは、今後に向けて大きな自信になったとの言葉をいただくことができました。障がい者の方々にとっても、収入以上に大きな喜びを得られたことが何よりの成果であったようです。 結果として「売り手(=施設・郵便局)よし・買い手(=購入者)よし・世間(地域)よし」の“三方よし”の商品開発となりました。好評を博した小玉すいかに続けられるように、新たな商品開発にも取り組んでいます。 全国で活躍されている局長さんたちも、地域貢献のため商品開発等に知恵を絞っていらっしゃることでしょう。地域密着型の郵便局は、地域のニーズを細かい部分まで知っています。そこから思わぬビジネスチャンスも見つかるかもしれません。今回のように、小規模事業者との提携でも、郵便局のネットワークを活かせば、地域の活性化へ繋がっていきます。 郵便局は、地域PRの発信地であると同時に全国から寄せられる情報の受信地でもあると思います。郵便局長として、今後も全国と地域を結ぶ役割を担っていくつもりです。新聞掲載も目標早期達成に一役買ったあきたこまちは人気の取り扱い商品郵便車の荷台は満席状態期待ふくらむ出発式11

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

page 11

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です